骨髄幹細胞培養上清液


ヒト幹細胞培養上清液とは、体内に存在する歯髄・臍帯・骨髄・脂肪など間葉系幹細胞を培養し、その培養から幹細

胞を取り出して滅菌等の各処理を行った液体(上澄み液)のことを言います。

幹細胞は細胞自身が活性化・成長・増殖するために『サイトカイン』と呼ばれるさまざまな種類の生理活性タンパク

質を放出しています。サイトカインは体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たし、老化などに

より衰えた細胞の回復を後押しします。この細胞を対外(試験管内)で培養して遠心分離させ、培養液から細胞や不

純物を取り除いた上澄みの部分が「上清液」です。培養液中にサイトカイン等が蓄積され、ヒトの細胞が放出した体内にある自然な状態の成長因子などの生理活性物質が得られます。


〇期待できる効果

幹細胞培養上清液には、次のような効果があるといわれています。

抗炎症作用
免疫調整作用

異常な免疫反応により、アレルギーがおきないよう、免疫機能を正常な状態に調整。

血管再生・血管新生作用の期待
抗酸化作用

体内に発生した活性酸素を取り除く。

若返り・美容作用の期待

組織を修復する作用を二次的に応用し、シワやたるみなどの予防を行う。
医薬部外品や化粧品でも注目を集めている。


〇こんな方にオススメ

・いつまでも若々しくいたい

・肌や髪の潤いが欲しい

・仕事や生活のパフォーマンスを上げたい

・朝からエネルギッシュに動きたい


最新の研究では、幹細胞から分泌される何百種類もの成長因子が、体内にある再生能力の高い細胞にはたらきかけることで組織の再生を促し、幹細胞移植と同等の役割を担うことが分かってきました。

治療の流れ

①担当医師の問診を受けていただきます。
②治療に対する説明、同意書にサインをいただきます。
③培養上清を点滴(静脈投与)行います。(約30分)
④治療終了となります。

治療について

ゆっくりと静脈内に投与します。培養上清液には 多種多様のサイトカインが豊富に含まれていることから、体内の損傷している部位の細胞が活性化し、さまざまな組織機能を老化現象から強く引き戻すことが期待されます。

所要時間

30分~60(カウンセリング・診察・点滴)

培養上清の投与に注意が必要な方

妊娠中、またはその可能性がある方、授乳中の方、小児喘息など、アレルギー体質の方、薬物へのアレルギーを有する方

骨髄幹細胞上清の限定解除

未承認医薬品等を用いた自費診療について

未承認医薬品等

当院の自費診療で使用する未承認医薬品等は、現段階において主に医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。 また、保険適用を受けているものでもその範囲(使用量等)を超えて治療に使用する場合があります。 日本では、未承認医薬品・医療機器を、医師の責任において使用することができます。

入手経路等

国内または海外のメーカーおよび販売代理店経由で入手しています。一部の治療に使用する医薬品は海外にて行うことがあります。また一部の検査も海外に検体を輸送し現地において行うことがあります。

国内の承認医薬品等の有無

当院の自費治療に用いるものと同一の性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。

当院または諸外国における安全性等に係る情報

当院で行っている自費診療において、2026年3月現在、当院または諸外国における安全性等に係る重大な情報はありません。

医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

(※)「個人輸入において注意すべき医薬品等について」は下記よりご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html 

料金表

骨髄 5㏄ 1回160,000円 10cc 1回320,000円 20cc 1回640,000円 10cc 3回 912,000円  5㏄ 3回 456,000円     価格は全て税込です。

参考文献

骨髄間質細胞由来因子による神経再生

中野 法彦(藍野大学中央研究施設), 兼清 健志, 井出 千束

BIO Clinica(0919-8237)3210Page1026-1030(2017.09)

脊髄損傷に対して細胞移植療法が注目されている。私たちは骨髄間質細胞を用いた治療法の開発に取り組んできた。脊髄損傷モデルラットに対して、骨髄間質細胞の移植および培養上清の投与を行うと、脊髄損傷の著明な回復が見られた。これは細胞自身が生着して効果をもたらしたのではなく、骨髄間質細胞が分泌する液性因子が神経の再生に関わっていると考えられる。そこで、骨髄間質細胞が分泌する因子の解析を行っている。本稿ではこれまでに私たちが行ってきた基礎的な研究について紹介する。(著者抄録)

 

 

 

 骨髄由来の体液性因子は酸化的リン酸化を抑制し、TSG-6を上方制御して間葉系幹細胞の肝臓損傷に対する治療効果を改善する(Bone marrow-derived humoral factors suppress oxidative phosphorylation, upregulate TSG-6, and improve therapeutic effects on liver injury of mesenchymal stem cells)(英語)

 

Miyaji Takashi(Department of Gastroenterology & Hepatology, Yamaguchi University Graduate School of Medicine), Takami Taro, Fujisawa Koichi, Matsumoto Toshihiko, Yamamoto Naoki, Sakaida Isao

 

Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition(0912-0009)663Page213-223(2020.05)

 

 全骨髄細胞の培養上清(BMC-CM)を作成し、骨髄由来間葉系幹細胞に対する効果を解析した。BMC-CMは培養骨髄由来間葉系幹細胞における形態異常と増殖遅延を抑制し、幹細胞の指標である酸化的リン酸化を抑制し、低酸素誘導因子-1α、サーチュイン345などの酸化的リン酸化抑制因子を上方制御した。さらにBMC-CMTNF刺激遺伝子6(TSG-6)を上方制御し、四塩化炭素投与ラットの肝障害における細胞の治療効果を改善した。全骨髄細胞の産生するエキソソームmiRNAを解析したところ、BMC-CM調製中に上昇する数種のmiRNAが酸化的リン酸化の抑制、TSG-6の上昇、肝疾患の発症に関与していた。エキソソームmiRNAを含む骨髄由来体液性因子は、肝再生医療のための骨髄由来間葉系幹細胞の性質を改善するのに役立つと考えられた。 2021069166, DOI10.3164/jcbn.19-125

 

料金表

幹細胞培養上清治療

骨髄 5㏄  1回   160,000円

   10cc  1回  320,000円

    20cc  1回  640,000円

   10cc  3回   912,000円

    5㏄ 3回   456,000円


臍帯血幹細胞

歯髄幹細胞


脂肪幹細胞治療

骨髄幹細胞



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