ダイエット点滴は、「点滴1回で数kg減」というものではなく、脂肪を燃焼しやすくして痩せやすい体質へ導くという効果が得られるもので、他の痩身治療のサポート的な位置づけになっています。
●チオクト酸(アルファリポ酸)
チオクト酸(α-リポ酸)は、エネルギー代謝を活性化し、脂肪燃焼を促進することで、体重減少やダイエット効果をもたらす可能性があるとされています。この効果は、インスリン感受性の向上や血糖値調節(メタボリックシンドロームの改善)を通じて発揮されます。
論文
Effects of alpha-lipoic Acid on body weight in obese subjects.α-リポ酸(チオクト酸)は減量効果がある. Koh EH, et al. Am J Med. 2011;124:85.e1-8.
●必須アミノ酸製剤(ハイプレアミン)
・ハイ・プレアミンの特性と痩身の可能性
薬剤の目的: 肝硬変や慢性肝疾患患者で低下するBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)を補給し、肝機能障害に伴うアミノ酸バランスの異常を是正する。理論的な代謝効果: BCAAは骨格筋で代謝され、筋タンパク質の合成を促進する。筋肉量が増えることで基礎代謝が向上し、結果として脂肪が燃焼しやすい身体(痩せやすい身体)を目指すというアミノ酸ダイエットの理論は、BCAAの機能に基づいています。
・必須アミノ酸と脂肪減少に関する研究(類似分野)
必須アミノ酸(EAA/BCAA)の摂取が脂肪代謝に与える影響についての研究は存在します。高齢者や低栄養患者における減少: 高齢者や術後患者において、必須アミノ酸を強化した栄養剤(EAA強化栄養剤)を摂取すると、体脂肪(特に内臓脂肪)を減らし、筋肉量を維持する効果が示されている。肥満とBCAA: 肥満の人では血中のBCAA濃度が高いことが知られている(インスリン抵抗性に関与)。2型糖尿病や生活習慣病リスクの指標として、血漿中BCAA濃度の低下が健康増進・体重減少と関連する。
運動との併用: アミノ酸(アルギニン、アラニン、フェニルアラニン等)の摂取と運動を組み合わせた研究では、腹部脂肪の減少が示唆されている。
参考論文
1. Essential amino acid enriched meal replacement improves body composition and physical function in obese older adults: A randomized controlled trial. Melynda S Coker. Clin Nutr ESPEN. 2022 Jul 20;51:104–111.
2. Randomized trial of amino acid mixture combined with physical activity promotion for abdominal fat reduction in overweight adults. Keisuke Ueda. Diabetes Metab Syndr Obes. 2018 Feb 26;11:23–33.
●フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(フラビタン)別名: FAD, 補酵素型ビタミンB2
フラビタン(リボフラビン)の脂肪・代謝に関連する知見
脂質代謝の正常化(高コレステロール血症):リボフラビン酪酸エステルは、血液中のコレステロール値を下げる働きがあり、このメカニズムに関与する脂質代謝異常症の治療薬として、安全性と有効性が認められています。
脂肪細胞への影響(基礎研究):リボフラビンが、脂肪細胞とマクロファージの共培養において、炎症誘発性の活性化を低下させ、インスリン抵抗性や代謝症候群の改善に寄与する可能性を示唆する研究が存在します。
エネルギー代謝の補酵素:ビタミンB2(リボフラビン)は、食事で摂った脂質、糖質、タンパク質を体内でエネルギーに変換する(酸化還元酵素)補酵素として働き、脂質の代謝に必須の栄養素です。
参考論文
リボフラビンは脂肪細胞-マクロファージ共培養の炎症誘発活性化の低下する インスリン抵抗性および代謝症候群の発症を軽減するためのビタミンB2濃縮の有望な用途。 Riboflavin Reduces Pro-Inflammatory Activation of Adipocyte-Macrophage Co-culture. Potential Application of Vitamin B2 Enrichment for Attenuation of Insulin Resistance and Metabolic Syndrome Development. Agnieszka Iren. Molecules 巻: 21 号 12 ページ 発行年: 2016年12月
●パンテチン (パントシン ビタミンB5)
1. 脂質代謝改善とダイエット効果に関する研究
パンテチンがコエンザイムA(CoA)の合成を促進し、脂肪酸のβ酸化(脂肪の分解・燃焼)を高めるというメカニズムに基づく研究が中心です。
・パントテン酸の体重減少剤としての可能性:
論文内容: パントテン酸(ビタミンB5)の補給が、脂肪の完全分解を促進し、食事制限時の空腹感や虚弱感を軽減しながら体重を減らす(Fatting without hunger)という理論を提唱。
結果: この手法を用いた研究にて、過体重〜肥満の患者に成功した事例が報告されている。
メタボリックシンドロームに対するパントテン酸:
内容: パントテン酸が3大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の代謝に関与し、エネルギー産生において重要な役割を果たすことから、メタボリックシンドロームに対する治療的役割が考察されている。
ガルシニアとパントテン酸の併用:
論文内容: ガルシニア・カンボジアエキスとパントテン酸カルシウム(ビタミンB5)の組み合わせが、過体重・肥満ボランティアの体重減少(60日間で約4.67%の減少)に寄与するという研究。
2. パントシンの脂質異常症改善効果(高コレステロール・中性脂肪)
パントシン(パンテチン)の臨床成績として、以下の脂質低下作用が認められています。
HDL-コレステロール増加・LDL-コレステロール低下: 16週間の試験にて、特に女性においてLDL(悪玉)コレステロールが有意に減少し、HDL(善玉)が増加した。
脂肪酸酸化の促進: 糖尿病ラットにおいて、脂肪酸β-酸化を促進し、エネルギー産生を亢進した。
血管壁コレステロール代謝促進: コレステロールの沈着を抑制する作用が報告されている
「パントテン酸」は必須ビタミンの一つ.体内では炭水化物,脂質,タンパク質という3大栄養素すべての代謝に関与し,エネルギー産生において重要な役割を果たしている.従来は不足しなければ良いと考えられてきたが,その生理機能面から,より積極的な摂取によるメタボリックシンドローム対策としての期待が高まっている。
参考論文
A New Use of Pantothenic Acid in Metabolic Syndrome Treatment. 東野勲 10.1271/kagakutoseibutsu.46.400
※ダイエット点滴の副作用・デメリット
点滴の針を刺した箇所が赤く、内出血を起こす場合があります。針穴の傷跡自体は時間経過とともに消失します。
極稀に以下の症状が出る場合があります。
※ほとんど時間経過とともに消失します。
発疹、腫れ、むくみ、痒み、蕁麻疹、頭痛、筋肉痛、発熱、倦怠感、冷や汗、アナフィラキシーショック、感染症
ダイエット点滴の限定解除
未承認医薬品等
当院の自費診療で使用する未承認医薬品等は、現段階において主に医薬品医療機器等法上の承認を得ていない適応弛緩に当たります。また、保険適用を受けているものでもその範囲(使用量等)を超えて治療に使用する場合があります。 日本では、未承認医薬品の扱いになります。日本では医療機器・医薬品を、医師の責任において使用することができます。
入手経路等
国内または海外のメーカーおよび販売代理店経由で入手しています。一部の治療に使用する医薬品は海外にて行うことがあります。また一部の検査も海外に検体を輸送し現地において行うことがあります。
国内の承認医薬品等の有無
当院の自費治療に用いるものと同一の性能を有する他の国内承認医薬品等はあります。
当院または諸外国における安全性等に係る情報
当院で行っている自費診療において、2026年3月現在、当院または諸外国における安全性等に係る重大な情報はありません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
(※)「個人輸入において注意すべき医薬品等について」は下記よりご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html
ダイエット点滴料金
5,500円
ダイエットをしたい方
痩せやすい体質にしたい方
新陳代謝を高めたい方
年齢による体重増加のある方
ダイエット点滴料金
5,500円
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