この注射は、肝機能を高め、飲み過ぎや二日酔い、過労等による肝機能障害の改善効果が期待できます。飲み過ぎ・二日酔いだけでなく、過労等による肝機能障害の改善、肝臓の機能をよくする注射です。皮膚炎・じんましん・湿疹・肝斑にも効果的です。湯布院金鱗湖クリニックでは、注射・点滴療法同意書をご記入後、個室で注射を受けていただきます。
上のようなかたで、だるさやなんとなく元気が出ないなどの症状がある方は一度肝機能を調べることをおすすめします。
また、肝臓は様々な成分を作り出す工場的な役割も果たしています。例えば血液に含まれているアルブミンや、血液凝固因子と言われているフィブリノーゲンなども肝臓で合成されているのです。さらに肝臓は、ビタミンA・Dの合成、胆汁の生成にも関与しています。胆汁とは、胆のうから腸内に分泌されるもので、脂肪を乳化させて腸内で消化吸収しやすい形にする働きを持っています。一度生成され腸内に分泌された胆汁も、そのほとんどが小腸で吸収され、再び肝臓に戻って胆汁を構成する成分に使われています。
様々な代謝を行う肝臓ですが、その中にはアルコールも含まれます。アルコールは体にとって有害な物質となり得るので、肝臓で代謝する必要があります。まず、飲酒するとアルコールは胃や小腸で吸収され、肝臓に向かいます。そして、肝臓に送られるとアルコール脱水素酵素やミクロゾームエタノール酸化系によって分解されます。アルコールが分解されるとアセトアルデヒドになるのですが、この成分は体内にとって頭痛や動悸など、悪酔いの原因になるものです。アセトアルデヒドは有害な物質でもあるので、そこからさらに肝臓内のアルデヒド脱水素酵素によって無害な酢酸へと分解され、酢酸は血液で全身を巡って水と二酸化炭素に分解されていきます。この過程を経てようやくアルコールを無害にすることができるのです。しかし、アルコールを大量に摂取してしまうと、ほとんどを肝臓で処理していかなくてはならないため、時間がかかり肝臓は休むことなく働き詰めの状態になってしまうため疲労し、肝機能低下を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
肝臓は臓器の中でも大切な役割を果たしている一方で、症状が表れにくいため肝機能の低下から病気になり、気が付いたらかなり進行していたというケースも少なくありません。肝機能を低下させないためにも、上記項目で紹介したように節酒や禁煙、食事・運動の見直しや改善を行っていく必要がありますが、例えば仕事の付き合いで飲まなくてはならない場合もあるでしょう。特に、忘年会や歓迎会などのシーズンには二日酔いが改善されないまま仕事をし、また飲み会に向かうという方もいらっしゃるかと思います。そんな方こそ、即効性の高い二日酔い・肝機能増強注射がおすすめです。注射するだけなので短時間で済むというのもおすすめしたい要素の一つです。できるだけ節酒することも大切ですが、即効的な効果を得たいという方は、ぜひ湯布院金鱗湖クリニックで二日酔い・肝機能増強注射をお試しください。
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